生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

2626 ・安倍政権は「緊急事態条項」により、ヒトラーにならってワイマール憲法、日本国憲法をダメにした

2016-03-20 10:04:28 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信2626(160320)をお届けします。

・安倍政権は「緊急事態条項」により、ヒトラーにならってワイマール憲法、日本国憲法をダメにした

 古舘伊知郎氏が急きょドイツに飛び、「なぜドイツは、ヒトラーによる権力を掌握させたか」を探りました。この後の登板がなくなったために、「報道ステーション」最期の一刺しとして刺したものです。

 この報道ステーションの中で、「ヒトラーというのは、軍やクーデターで独裁を確立したわけではありません。合法的に(独裁を)実現しているのです。実は、世界一民主的なワイマール憲法の一つの条文が『独裁』につながってしまった。それがこの『国家緊急権』だ。そして、ヒトラーはついにはワイマール憲法自体を停止させてしまった」と、解説しました。

 本日3月20日のMBSテレビ「サンデーモーニング」で、国民が知るためにも「報道の自由」が大切なのだ、とコメントしました。これは、政権側から「やれ、自己責任だ。公共の利益だ」という言葉とは違う、「報道の自由」があるというのです。米国のケリー国務長官が、「(報道の自由がなければ)国民はリスクを取る方法がない。国民は降伏するしかないのだ」という言葉と符合します。アメリカでは、国務長官がこうした「まともな議論」をするのです。

 この「緊急事態条項」がありさえすれば、政権側は、「事実上、事後承認でやりたい放題、なんでもできる」のです。ヒトラーがやったのと同じやり方です。

 いずれにしろ、衆院補欠選挙の京都3区は、民主、維新、共産、社民および生活による民主党の泉健太、そして北海道5区は、民主党の池田真紀氏を擁立し、なんとか頑張れる体制になりました。とりあえず、頑張りましょう。