おはようございます。生き生き箕面通信2612(160305)をお届けします。
・翁長知事はやはり辺野古を売り渡します――安倍政権にです
安倍政権は後ろから追い立てられています。つい先日、アメリカの公聴会で太平洋艦隊の司令官が、問われていました。当然、いつまで長々やっているのだ、という議会側からのお叱りです。それが当然のことながら、アメリカ軍から安倍政権にお叱りとして出てきます。
すると、今度は安倍政権側から、何らかの反応が出てきます。なんとか、最高裁に持ち込んで、裁判の決着にして、つまりあとくされなしにして済ませようというものです。
しかし、時の政権側は、かつて安保条約を最高法規にして、日本国憲法はその下に置くことにしました。それが、田中耕太郎最高裁長官(当時)の「統治行為論」です。
今回もその伝にならって、統治行為論を持ち出そうというのです。最高裁まで行けば、かならず政権側が勝つようにできています。だから、沖縄が負けないように頑張るしかありません。翁長知事側は、それでも住民の立場に立って、頑張れるでしょうか。
今からでは遅すぎたのでしょうが、翁長氏が知事選に立候補するときに、「辺野古はかならず“埋め立て承認の撤回から”と公約に入れておけばよかった」のです。やはり、こういう結果になることは、分かっていたことです。