生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信789 ・「アメリカのシナリオは前原から石波へ」という見方があります

2011-02-04 06:18:57 | 日記
おはようございます。アフガン・イラク対策に頭を悩ませているオバマさんは、新たにエジプト対策にもてこずるようになりました。キリスト教徒イスラム教の対立がさらに広がってきたようです。
生き生き箕面通信789(110203)をお届けします。

・「アメリカのシナリオは前原から石波へ」という見方があります

 ネット上にこんな見方が掲載されていました。ひとつの見立てでありましょうから、紹介します。

 いわく「アメリカは、次の日本の首相を、前原誠司という、脳の中心からアメリカの支配層にやられている、愚劣な男に取り替える計画を決定したようです。前原で予算を通したあと、衆院を解散して、小沢派を選挙で大量に落とす。それで政権を自民党に戻して、石波茂にやらせる。わたしたちは、このアメリカの計略をこそ冷静に見抜くべきです」

 ホワイト・ハウスの中心メンバーはアラブ世界へ目が向いているでしょうが、日本ハンドラーズたちにとっては、いつまでも続く日本の政局の混乱をこそなんとかしなければならないと真剣に対応策を練っていると思われます。

 戦後長期に続いた自民党政治が行き詰まり、それをいったんは政権交代、民主党にやらせて新局面を開こうとしましたが、やはりうまくいかないという結論に達したようです。

 といって、自民党でもうまくいく保証はない。アメリカが描く新しい世界戦力に対応できるだけのエネルギーは、自民党にも乏しい、と見ているのです。それでも、次善の策としては、とりえず政権を自民党に戻すしかない、その場合の首相は石波茂か、という判断らしいのです。

 この見立てのポイントは、小沢一郎氏の排除です。「小沢さえ息の根を止めれば、あとの日本はどうにでもなる」ということです。アメリカが世界の盟主としてなお今後も影響力を保つためには、アジアを抑えておくことが極めて重要であり、そのために日本を使うことが不可欠なのです。それは、国際政治上ばかりでなく、いったん緩急ありせばの第7艦隊の運用上も、日本の基地、とりわけ沖縄の基地が重要だからです。

 アメリカのアジア政策にとって中国が戦略的な位置を占めるようになりましたが、その中国と向き合うためにも日本をコマとして使うことの大切さを改めて認識したようです。

 そのために、日本を事実上、アメリカの1州としてハンドリングできるようにする、そのためにも通用する言語を多様化することが画策され、英語の公用語化が目標のひとつに上がってきました。今後さらに、日本のアメリカナイズがさまざまな面で進められる見通しです。国会が「小沢だ、反小沢だ」とやっている間にも、日本をハンドリングする筋書きが着々と進められようとしています。