家族は囲われている組織じゃない。
縛られているわけでもない。
親子、兄妹、夫婦という関係はある。
だが、それだから家族というわけじゃない。
親子、兄妹、夫婦がバラバラの家族もあるのだ。
それは、家族とはいえない。
各々が自分の意志で家族の一員となる。
その一員の自覚があって、甘えられるのだ。
自覚が無ければ、甘えは横暴となる。
単なる我侭は、益々貧弱な心になる。
もちろん子供の時期を除く。
甘えられる空間。
それは貴重な場所だ。
人間は弱い心、未完成の心の持ち主だ。
それを隠し、表面に出さずに生活する。
社会生活に甘えは迷惑なのだ。
とはいえ、何処かで甘えを出さなければ歪む。
甘えられる家族は貴重な存在になる。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)