水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・797」

2016-01-20 19:02:54 | Weblog



カルテ番号 も・6(5)

会社で働いている時、死という事を意識した事はなかった。
会社を離れ、毎日が自分一人の時間になってからだ。
自分が老齢だと思うようにもなった。
それが寂しいとは思わないが、身近にあるような気がする。
老齢とは、幾つからだろう。
おそらく、年齢で線引きするのではない。
意識し出した時から、かもしれない。

特別に運動をしてはいないが、歩くのは好きだった。
好きというよりも、歩いているほうが楽になれる。
とはいえ、街の喧騒は疲れる。
やはり公園や土手を歩く。
そして、日本は四季が美しいと感じるようになった。
今まで、四季の美しさに心が反応してなかったのだろう。

一通り歩くと、公園のベンチで休む。
時には喫茶店も入るが、公園のベンチの方が落ち着く。
ある時、その公園でゆっくり体を動かしている婦人がいた。
おそらく、あれは太極拳だろう。
見ていても、その婦人が気持ち良くしているのがわかる。
自分の世界に入り込んでいるのもわかる。
そして、優雅でもある。

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)

(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・講演、お話会依頼、悩み相談受付中。日本中出張します。
ブログで書いた「迷説般若心経」  「迷説恋愛論」  「迷説幸福論」
誰か出版してくれぇ~
18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
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