カルテ番号 め・3(5)
亡き夫の遺族年金と生命保険で、何とか生活は出来る。
夫が残してくれた、と感謝している。
そう思えるようになったのも、1年以上経ってからだ。
夫の急逝以降の一年間は、よく憶えていない。
ひたすら、部屋の中で太極拳をしていた。
3年経ったら、心が落ち着いているのに気づいた。
買い物などの外出が負担でなくなっていた。
気がついたら、人と話せるようになっていた。
それらは、極自然に変わっていった。
気がついたら、振り返ってみたら、変わっていた。
何度もあの先生にメールをしようと思った。
でも、まだ、立ち直ったという自信はない。
この太極拳を外で出来るようになったら、会いにいこう。
公園などで、人が見ていても出来るようになったら・・・
いつしか、それが目標となった。
自己流で覚えた太極拳を外でするには勇気がいる。
本当は、人の目など関係ないのだが、心には壁があった。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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