ワシはオナゴがうっとうしい。
もちろん、オトコはもっとうっとうしい。
ワシは一人が好きになった。
それには訳がある。
御(自分でつけるな!)幼少の頃からだ。
ワシの美貌は飛びぬけていた。
(注:貧乏ではない、美貌だぞ・・・)
少女から老女まで近寄ってきた。
何かと触りやがった・・・。
女難というのは生れ付きだと知った。
ワシは御曹司である。
金は腐るほどあった。
紙幣は腐ると処分がメンドウだ。
だから腐らない黄金に替えた。
ワシは実家の礎石は黄金だ。
ついでに敷石も黄金だ。
眩しくて実用的でない。
金の亡者というは多い。
政治家が意味も無く挨拶に来る。
銀行や証券会社の店長や頭取が来る。
何かの社長や会長や盲腸が来る。
一般庶民が来る。
あぁ、うっとうしい。
金難というのは、生れ付きだと知った。
女難や金難の幼児期を過ごしたのだ。
将来の目標は反動となった。
ようし!
ワシは絶対にオナゴにモテナイようになる。
貧乏でひっそり暮らしたい。
ワシは努力した。
人間、努力すれば報われる。
ワシは自分の人生を勝ち取ったのだ。
今
ワシは貧乏でオナゴと縁の無い生活をしている。
少し、昔が懐かしい・・・・。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)