病気が「難」の一部なら、病気も大切を内蔵している。
だがもう一つの役目もある。
病気は生命を救う為に起こる。
矛盾しているようだが、よく観ると生命救済行動なのだ。
残念なことに、せっかく病気になっても気づかない。
病気だけを治そうとする。
もう一つの大切な何かを直そうとしない。
「治そう」としても「直そう」としない。
病気を治そうしない場合も多い。
痛い、苦しい、という不都合状態だけを対象にする。
痛くなければいい。
苦しくなければいい。
病気を根本から治さなくてもいい。
不都合さえ消えればいい。
一時的な病巣の削除だけでは、病気は再び起こるのだ。
生命はもっと生きたがっている。
生きる、というのは「健康」に生きるという意味なのだ。
「健康」とは、嬉しく愉しく気持ちいい状態だ。
その為には、何かを直す必要がある。
それに気づく為に病気がある。
病気は
生命を活かす為に起こる。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)