伊勢すずめのすずろある記

伊勢雀の漫歩…。
 伊勢の山々から志摩の海までの、自然史スポット&とっておき情報など…。
  感性の趣くままに-。

9月もラスト、真夏日のような残暑の続いていた日々も、彼岸を過ぎてから少しずつ秋らしくなった。今月も資料物の整理に終始 …。

2024年09月29日 | 随筆・雑感・回想など

筆者の自宅2階の 「書斎兼標本室」 の一角

 9月もラストとなった。彼岸を過ぎてから朝夕はほんのりと涼風らしき気流を感じながらも、日中は猛暑がいっこうに衰えずに、真夏日のような残暑の続いていた日々も、少しずつ秋らしくなった。
 通院とリハビリをしながら、体調を考えて外出はなるべく控え、先月に続き室内の標本と資料物の整理に終始した。


整理中の 「鉱物標本のケース棚」


鳥羽市白木町産の 「霰石」 の標本 ~ 最長結晶は約5cm
伊勢市朝熊山産の球顆状の 「水苦土石」 の標本 ~ 最長約6cm


志摩市阿児町鵜方( 裏城 )産の様々な形状の 「高師小僧」


 今回も先月に続き、長年仕舞い込んでいた資料物や、現職の頃に撮影をした鉱物の標本などの古い写真を引っ張り出し、再吟味をしながら、廃棄前にそれらの幾つかを選定し、掲載をさせて頂く事にした。


伊勢志摩地方の巡検用に作成した手書きの 「鉱産地地図」


鳥羽 ・ 志摩地方の採集会に配った 「手書きプリント」

理科( 地学 )の自由研究用に作製をした 「レジメ冊子」


 特に退職後の数年は、度会郡内の小学校や中学校等からの要請で、理科の総合学習の講師として野外学習の実践を体験させて頂いたり、伊勢市内外の活性化団体や、夏休みに民間グループなどの要請で、何度か現地での理科( 地学 )の「自由研究」の指導をさせて頂いた記憶は、今も鮮明であり、その時に作製をしたレジメ冊子が残っていたので、併せて掲載をさせて頂いた次第だ。


整理中の 「水石専用棚」

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