伊勢すずめのすずろある記

伊勢雀の漫歩…。
 伊勢の山々から志摩の海までの、自然史スポット&とっておき情報など…。
  感性の趣くままに-。

志摩から奥志摩にかけての海の絶景 ~ その1

2017年02月08日 | 伊勢志摩国立公園の自然と風物

濃紺の海が広がる冬の奥志摩・田曽浦の海岸

 志摩半島のほぼ全域を占める、志摩地方から奥志摩(南伊勢町)にかけての「伊勢志摩国立公園」の海景は、当地方を訪れる観光客の最大の魅力となっている。
 そして、旅行ガイドブックや写真集、雑誌、絵葉書等にも各所の絶景がクローズ・アップされて掲載されており、当地方の海岸美は全国屈指であり、国内外に広く知れわたっている。

サーファー達の遊ぶ夏の市後浜

 四季折々、多彩な表情を見せる数々の海景も、その絶景ポイントが多数の写真家や風景画家らによって探り尽くされていて、もはや知られざる場所は無いように思われる。
 我輩こと「伊勢すずめ」も、志摩から奥志摩地方にかけての海岸美に魅せられた一人であるが、これまでに撮影した当地方の多数の海景フォトの中から、特に気に入っている絶景を何点か選び、改めて掲載する次第である。

きれいな砕け波の押し寄せる夏の城ノ崎


 志摩の海景は、地元の人達によると、写真を撮るなら夏よりは冬の方が海の色が濃くてきれいだと言います。
 海岸線の位置(地形)によるのか、日射の角度によるのか、空気の澄み具合なのか、あるいは暖流の流れ込み具合等も関係しているのか、とにかく外洋の場合は、私には気圧配置が冬型(西高東低)のカラッとよく晴れた日の、しかも午前中に濃紺の海面が広がっていて、写真撮影にはベストのように思われます。

磯波の打ち寄せる台風一過の秋の甲賀海岸


 夏場は、どこに行っても海岸に人が多いこともあり、海の色も冴えませんが、内湾等の夕景を撮影する場合は、太陽の沈む位置関係もあって、夏から秋にかけてがベストのような気も致します。

北端の岩場から眺めた夏の国府白浜

安乗岬から続く夏の外洋側の海岸

きれいな弧状を成す夏の名田の大野浜

磯波の打ち寄せる台風一過の秋の名田の大野浜

 掲載写真は、全てコンパクトカメラ(デジカメ)による素人撮影のオリジナル・フォトです。



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