北大ボートblog

北大ボート部部員によるほぼ定期更新ブログ。

NSP#3.0「作ろう、ベストクルー」

2023-06-09 20:59:00 | NSP
主将の久我です


大分遅くなりましたが、
5/28に行ったNSP3.0の内容報告ブログです。


★5/14 サーベイのフィードバック

今回のNSPでは、まず初めに5/14のサーベイ結果を共有しました






前回のブログでも書きましたが、サーベイ結果は全ての数値がポジティブに働きました。

そして、、



東北戦選考に参加した男子部員全員が、
エルゴ2000ベスト、ベストタイ
を出しました。(5/27)

エイトのエルゴ平均が私が入部してからの4年間で一番早くなり、心躍ります。


目標度の数値が上がり、
エルゴの数値も上がったことは、
少し自信となりました。




浮き上がった課題は

・「影響度」の数値が物足りないこと

「影響度」とは、
部の目標に対して、どれだけ自分が影響していると感じるか

という部分です。

全日でも課題だった「当事者意識」
がこちらに当たります。

自分の行動が「東北戦勝利」に繋がってる、影響している、と感じてもらうことが課題となります。



★影響度のためのAction①

この影響度を上げるためのAction①は
「朝から意識共有しようver2」






です。

いつもの挨拶に加えて
・東北戦まで後、何スタンバイか?

・東北戦に向けてどんな練習にするか?

を言ってもらっています。

練習に入る前に、東北戦勝利に向けてどんな1日にするかをみんなに意識していって欲しい。

影響度の数字、上げていこう!!!


★組織心理学「チームの4タイプ」

今回のNSPはベストクルーを作ること。

色々なスポーツがある中で、ボートのチーム性は特殊だと感じます。

自分の限界に挑戦する個人競技のようなものでありながら、
漕ぎは統一しなければならなくて、
そのためにCOXが競技中にコールを入れて、

特殊で、究極のチームスポーツですよね。

少しチームについて考えてみました。

「THE TEAM」(著:麻野、2019)によると、
チームや組織とは





「環境変化(相手との接触)」
「人材の連携」

の2軸から4タイプに分けられるそうで、

「環境変化」とは
相手チームの作戦や行動が自分のチームにどれくらい影響するか?

「人材の連携」とは
同じチームの選手同士の連携がどれくらい必要か?


です。

この2軸で分けると、チームは

「サッカー型」

「野球型」

「柔道団体戦型」

「駅伝型」




になります。

今回は4チーム

それぞれ紹介していくと、






「サッカー型」
相手との接触が多く、味方選手とも連携をとりながら競技する

メンバー
・・:流動的に変化、交代がある
求められるメンバー像は多様的

ルール
・・・重要性はどちらとも言えない。

サッカーってフォーメーションとか戦型はっきりしていて、その上でメンバー交代が頻繁にある。
対戦相手や戦況によっていくつもの戦型と作戦に臨機応変に対応する必要がありますよね





「野球型」
相手との直接的な接触の機会は少ない、味方選手との連携、作戦は重要

メンバー
・・・ほとんど交代はない
サッカーと同じく多様的なメンバーが必要

ルール
・・・多い方が良い
チームでルールを決めるべき

野球って自チームだけのサインとか多いですよね









「柔道団体戦型」
相手との接触は多いが、競技はあくまで個人で行うため、競技中の自チームとの連携は少ない

メンバー
・・似たようなことを考えている、筋質的なメンバーが求められる

ルール
・・少ない方が良い
メンバー個々が自分の中でルールを決めるべき

チームルールが多いと、臨機応変さが失われる競技性なのでしょう





「駅伝型」
自分との戦いであり、相手から邪魔されることが少ない競技

メンバー
・・均質的なメンバー

ルール
・・重要性どちらとも言えない

「自分との戦い」という面が大きいスポーツですよね。
チームでバトンを渡し合うのに競技中は常に孤独、
本当にすごいスポーツだと感じます。


★ではボートは??

私にとってボートは

駅伝型のように
相手から直接接触して邪魔されることはなく、自分との闘いである

が、野球型のように
自チーム(クルー)との連携が非常に大切なスポーツ。
クルーだけに伝わるルール(コール)が競技中に必要なほど連携が大切

だと考えます。

駅伝型と野球型の間

でも相手を見ながら臨機応変さも必要なスポーツだから

サッカー型と野球型の間か、、?

とあまり明確なことは出ませんでしたが、

メンバーは
違う性質を持ったメンバーも均質的にする必要がある

それが故に

ルールが
非常に重要
自チームが理想とする漕ぎは一致しているべき
コールや漕ぎのイメージの統一はされているべき

と考えます。

メンバーの均質性と
自ルールをはっきりする、共有する

ことが非常な重要だと再認識しました。

★#4.0のゴール

#4.0のゴールは東北戦を通じて行われるものだと思いますが、

「ベストクルーを作ること!!!」

です。

東北戦は男女シングル種目があるので、
クルーは
男子対校エイト
女子対校ダブル

となりますね。


★work①  ベストクルーを作るために

ベストクルーを作るためのworkとして、

「漕快シート(クルー編)」

を作ってもらいました。

すごく初歩的なことですが、

・クルーキャップ

・目標タイム

・クルーとしてのルール(お互いの常識の共有)

の3項目を決めてもらいました。

必要最低限を全員で共有したという感じでしょうか?

今回のNSPで扱ったものは、本当に初歩の初歩、
ここができてないと最低限ダメだよね、、というものをクルーで確認し合いました。

クルーが何を目指すか、
どこを狙っていくか、

そこは毎スタンバイ、しっかり考えていこう!!

少し逸れますが、
ボート部って共同生活をしている所が殆どで、ルールが多くて、ミーティングも結構しっかりやらないといけないスポーツですよね。

今までルールやミーティングや意識統一の多さに驚くことがありましたが、

ボートを他の競技と比べてみると、
ボートという競技だからこそルールが必要で、ミーティングが密なものである必要があるのだな、、

と感じました。

2023年シーズンの全体ミーティングは残り7回の予定。

あともう少し、ついてきて欲しい!!


東北戦勝利まで残り22日

漕快目指して、
さぁ行こう!!!!


ーーーーーー





エイトクルーミーティング中、
腕の長さを比べ合う
千里(3)と岩本(4)



茨レガm4+優勝クルー!

c納谷(3)
s千里(3)
3安永(3)
2井上(3)
b岩本(4)



バウの岩本より

「漕快だったなぁ」





岩本の今年初めての漕快、頂きました




井上(3)と千里(3)のガッツポーズ!!
おめでとう!



茨レガレセプションの様子




大阪大学の方々

私は肥後選手(3)、森選手(3)とたくさん話してもらいました!

ユニークで、でも真面目で真摯に競技に向き合う。
とても素晴らしい方々でした。

今年の冬大阪行ってもいいですか?
と聞くと、

是非来てくださいと言って頂きました。

行きたい!!!!(引退してるけどね、、)




大阪大学ヘッドコーチ、小松さんに講演会を開いて頂きました。

同じ国公立大学として、とても参考になりました。

本当にありがとうございました。









コメント

茨レガごっつぁん紹介

2023-06-09 19:55:51 | 大会

こんにちは。2年目漕手の金谷です。

先日茨戸レガッタが開催されました。今年も風が強く、中止や中断もありました。なぜ毎年茨レガはこうなってしまうのでしょうか。自分も出艇してアップをしていたら、雨がすごく強くなってきてめちゃくちゃ寒い中レースをするはめになってしまいました。それでも、北大全員がラフコンに負けじと漕いでいました。付きフォアのレース、めちゃくちゃ心躍りました。

個人的には、去年も今年も茨レガにまったくいい思い出がないので、来年こそは頑張りたいと思います。そして、次こそいい天気でお願いします。

 

ごっつぁんの紹介です。

 

今回の茨レガの招待クルー大阪大学さんから面白い恋人いただきました。

左から、まさすけさん(3)、すい(2)、岩本さん(4)、倉内(2)

大阪大学さんからは学ぶことが多く、自分も大変勉強になりました。次は全国の舞台で戦えるように頑張っていきます。ありがとうございました。

 

倉内(2)のご家族からウイダーインゼリーをいただきました。ごっつぁんです

左から、倉内(2)、佐々木さん(5)、じゅんだいさん(3)、あべたいさん(3)

倉内は今回が初レースだったようです。お疲れ様でした。

次は東北戦

部一丸となって頑張っていきます。応援よろしくお願いいたします

コメント