こんばんは。1年目漕手の青木真太郎でございます。
今回は艇修理班の一員としてブログを書かせていただきます。
11月の納艇の際、艇チェックで傷みの目立つ船が少なからずあることに驚きました。いつも、あれほど声を掛け合い、艇庫から艇を出す時も出艇の時も帰艇の時も気を付けているのにこれほど傷むのか、と。で、色々と原因を考えてみるとランディングにも問題があるのではないか、という結論に至りました。現在、茨戸のランディングは鉄製の土台の上に厚い簀の子のような板を渡してあります。しかし、このランディングには艇と接触する部分にクッションとなるものが取り付けられていません。ある艇はランディングと接触する部分だけ、傷みが激しものになっていました。これはランディングが艇を傷つけている証左でしょう。というわけで、乗艇シーズン開始前にランディングにクッション素材を取り付けたいのですが、なかなか良い素材が見つかりません。できれば耐水性の高いゴム素材をランディングに取り付けられれば良いのですが、近くのホームセンターではそこまでサイズの大きいものは内容でした。通信販売のほうでも色々探してみます。
もう一つ、艇修理班の一員としては、もっと艇修理に関する知識及び技術が欲しいのです。できれば、我々艇修理班が活躍しない方が良いのですが、もし必要になったときにより適切に処置をするためにはできるだけ多くの知識を持っておきたいと思っています。薬剤や工具の種類や適切な使用法、修理のテクニックなどの知識です。現在は、堀副監督にいろいろなことを教わっています。しかし、まだまだ自分の技術が追い付いていないという感じです。腕の見せ所はない方がいいけど、腕は磨かないといけない、という何ともジレンマです。
一度増大したエントロピーはエネルギーを投入しないともとには戻らない。艇に関しては、絶対に元と同じにはならない。
何とも難しいです。