語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】目の温浴 ~蒸しタオル~

2017年02月08日 | 医療・保健・福祉・介護
 2月8日は針供養。お針子さんが仕事を1日休んで、さびたり折れたりした古い針を豆腐やコンニャクに刺して神社に納め、針仕事の上達を祈る行事だ。東京の浅草寺淡島堂のほか、全国の淡島神社などで供養を行う。
 裁縫などの細かい仕事では、目も酷使しやすい。できるだけこまめに休息して“供養”したい。
 たとえば、ハンドタオルをぬらしてラップで包んでレンジで温める。40度ぐらいの蒸しタオルを目に乗せると、目のピント調節をしている筋肉がほぐれるという。また、蒸しタオルの蒸気はドライアイを癒やすのにもいい。鶴見大学眼科学臨床教授の後藤英樹氏は「蒸しタオルを10分ぐらい当てることで涙の蒸発量をかなり抑えることができる」という。
 目にはいろいろな神経が集まっているので、温めると、まるで全身の凝りがほぐされるようなリラックス感を得ることができる。瞳の乾きや疲れは、顔全体の表情にも影響するものだ。鏡を見て顔色がさえないと思ったら、目をリフレッシュするのもいいだろう。

□南雲つぐみ(医学ライター)「目の温浴 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年2月8日)を引用
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