関節リウマチは40代以降に多く、圧倒的に女性に多い病気といえる。特徴的な症状は朝のこわばりや関節の腫れ、関節痛が知られているが、全身の倦怠感や疲労感も強く、生活の妨げになる場合も少なくないそうだ。
公益社団法人日本リウマチ友の会がまとめた「2015年リウマチ白書」によれば、リウマチ患者は治療に対し、「関節破壊が止まる」「関節の腫れや痛みがなくなる」という症状の治療(寛解)を期待している。さらに、「日常生活が送りやすくなる」「社会生活が健康な人と同じようにできる」なども強く願っているそうだ。
こうした治療目標を患者と医師がよく話し合い、合意の上で治療が行われることが重要であるとする報告が、このほど行われた。
「関節リウマチ診療ガイドライン2014作成のための患者の価値観の評価」によれば、「主治医と治療目標について話し合ったことがある」という患者は42.7%にすぎない。また、治療目標について話し合った場合の医療の満足度は3.6倍だったそうだ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「治療目標を話し合う ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年5月25日)を引用
公益社団法人日本リウマチ友の会がまとめた「2015年リウマチ白書」によれば、リウマチ患者は治療に対し、「関節破壊が止まる」「関節の腫れや痛みがなくなる」という症状の治療(寛解)を期待している。さらに、「日常生活が送りやすくなる」「社会生活が健康な人と同じようにできる」なども強く願っているそうだ。
こうした治療目標を患者と医師がよく話し合い、合意の上で治療が行われることが重要であるとする報告が、このほど行われた。
「関節リウマチ診療ガイドライン2014作成のための患者の価値観の評価」によれば、「主治医と治療目標について話し合ったことがある」という患者は42.7%にすぎない。また、治療目標について話し合った場合の医療の満足度は3.6倍だったそうだ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「治療目標を話し合う ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年5月25日)を引用