語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】曲がりネギ

2019年02月22日 | 医療・保健・福祉・介護
 冬の鍋料理などには欠かせない長ネギ(根深ネギ)。最近見つけたのが、「く」の字のカーブ状になっているネギだ。調べてみると、「曲がりネギ」といって、仙台市や岩手県一関市、他にも新潟や長野などでも郷土野菜として作られている。
 途中で曲がってしまったのではなく、あえて曲げている。どうりで一束のネギがみんな同じカーブできれいに曲がっているはずだ。
 曲がりネギは、ネギの栽培に適しない土地で開発された「やとい」という栽培技術により作られ始めたそうだ。
 ある程度育った長ネギを一度抜き、傾斜を付けた土の上にネギを寝かせ、土をかぶせて育てる。すると、寝かされたネギはまっすぐ上に伸びようとするため、途中から曲がったネギになる。
 曲がりながら成長するストレスにより、曲がりネギは柔らかく甘みと香りの強いものになるそうだ。この味が好評で、最近各地に広まっている。
 白い部分が多く、肉厚で、鍋に入れるととろけるように甘く、わが家でも好評だった。

□南雲つぐみ(医学ライター)「曲がりネギ ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年11月16日)を引用

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