語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】突然の難聴

2019年02月20日 | 医療・保健・福祉・介護
 「急に耳が聞こえなくなった」という症状で知られているのが「突発性難聴」だ。
 文字通りいきなり起こる疾患で、原因ははっきりと分かっていない。例えば、夜寝る時に何もなくて、「朝目が覚めたら聞こえなかった」ということもあるという。
 突発性難聴の症状が出たら、速やかに耳鼻科を受診して内服や点滴での治療を受けることが重要だ。
 一方で、飛行機に乗った時や、電車でトンネル内を走行した時、ダイビングの後、重い物を持つために踏ん張った時、強く鼻をかんだ時などに聞こえなくなったら、「外リンパ瘻(ろう)」の可能性がある。
 この疾患は急激な気圧の変化などによって鼓膜の内側に強い圧がかかったり、頭を打撲するなどしたりして、内耳の壁に小さな穴が開き、リンパ液が漏れることが原因とされている。
 治療は自然閉塞を促すものもあるが、内耳の穴をふさぐ手術が必要になる場合もある。
 どちらの難聴もめまいや耳鳴りを伴うことがある。できるだけ早く耳鼻科を受診してほしい。

□南雲つぐみ(医学ライター)「突然の難聴 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2019年2月14日)を引用

 【参考】
【南雲つぐみ】WHOが認めた耳のツボ ~耳鳴りの東洋医学療法~

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