語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】気持ちが落ち着く運動

2019年02月26日 | 医療・保健・福祉・介護
 疲れているのに気分が高揚して眠れない時に試してほしい運動がある。
 まず、敷物の上で、ゆったりとあぐらを組んで座る。次に、背骨を真っ直ぐ立てて、手は楽な形で両膝の上に乗せ、肩の力を抜く。さらに背骨を体の軸に見立てて、上半身で円を描くようにゆっくりと大きく回していく。
 この運動は更年期に入って眠れなくなったり、不安やイライラが続いたりしている女性のために開発されたものだ。エアロビクスやダンスの指導者、山岡有美さん(日本女子体育大学非常勤講師)とNPO法人「女性の健康とメノポーズ協会」が考案した、「メノポーズ健康エクササイズ」に含まれている。
 背骨を真っ直ぐ立てることで、自律神経が整い、交感神経が優位に働いて気が引き締まるという。次に、上体をゆっくり回すことで、今度は副交感神経が優位になり、眠気や落ち着きをもたらしてくれるそうだ。
 気持ちが良くなったら動きをやめて、ゆったりした気分のまま眠りにつこう。この運動は就寝の30分ほど前に行うとよいそうだ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「気持ちが落ち着く運動 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2019年2月20日)を引用

 【参考】
【南雲つぐみ】緊張を緩める運動


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