お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

季節もの

2012年02月09日 | 雑感
 立春を過ぎ、若夫婦が孫娘に雛人形を飾りました。

 真宗は、阿弥陀さまに、おまかせ の人生を歩むのですから
キリスト教のクリスマスをしないのは、当然ですが
神道の諸行事もしません。

 フツーの家から寺に嫁いだ私は、子どもの時からやってきた慣習、それが神道に関する風習・行事なのか否か、意識したことすらなかったので、最初、いささか戸惑いましたし、今も無知です。

 実家では、毎年、正月、玄関に飾っていた「しめ飾り」ですが、
お寺なのでというか、仏教徒なので、飾りません。
「門松」も同様です。

 節分の行事もありません。
豆まきもしません。豆まきするなら、自分(鬼のような心)に対して、豆をまかなきゃならんでしょうから・・・
もちろん、最近流行りだした「恵方巻き」も食べません。
(そういえば、毎年の恵方、つまり、ラッキーな方角、例えば、北北西とか南南東とか、一体誰が決めているんだろうとウチの若夫婦がつぶやいていました・・・)

 一般的な季節もので、するのは、おひなさまを飾ることくらいでしょうか・・・

 お寺に生まれ育たれた坊守さんの中には
「子どもの時から雛人形も飾ったことがない」と仰る方もおられました。

 鯉のぼりは、どうなんでしょう

 ウチは、私がお寺に入って以来、男の子が誕生していないので、鯉のぼりを揚げる機会は、今までありませんでしたが・・・

 さて、きょうも、ときどき雪が舞い、うっすら、雪景色です。

   
  

 
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2 コメント

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Unknown (案山子)
2012-02-10 10:12:41
暦の上では もう春、やがて桃の節句なのですね。

雛人形、ひし餅、白酒、童謡「あかりをつけましょ・・」、などなど 懐かしく、
様々の思いが去来します。

風情だけでなく、人形に籠め 託した“ひとの思い”も偲ばれて、
あちこち(筑後吉井や日田豆田など)の古い人形達を訪ねたことがあります。
和の風雅情緒が薄れてゆくなか、桃の節句は 是非残して置きたい この国の習俗ですね。

御令孫の、健やかなご成長を念じあげます。
返信する
佐賀城下ひなまつり (法専寺)
2012-02-10 10:52:26
案山子さん

ありがとうございます。
佐賀市内でも、まもなく「佐賀城下ひなまつり」が始まります。
返信する

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