お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

聖徳太子

2023年10月02日 | 仏教
 きょうは午前中、寺族勉強会へ。
 聖徳太子『十七条憲法』の一部のご教示がありました。
 「忿」(いかり・腹を立てる心)を絶ち、瞋(いかり・目をむいていかる)を棄てて、人の違いを怒らざれ。
 人は皆心ありて、心おのおの執るところあり。
 彼是なれば、則ち我は非なり。
 我是なれば、則ち彼は非なり。
 我必ずしも聖に非ず。
 彼必ずしも愚に非ず。
 共にこれ凡夫なるのみ

 有難い憲法、お言葉です。
 自分の思いに執着しながら生活しているお互い。
 まさに、お互いさま。
 仏の智慧に程遠い「凡夫」の自覚を持って、
先ずわが身を仏さまの前に、省みるよう、こころがけたいと思いました。
 仏の教えに基づく聖徳太子の憲法にそって政治が行われ、お互い凡夫の自覚を持って生きたら、世界が平和にならないかなあ。
 

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