goo blog サービス終了のお知らせ 

お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

丁度よい

2007年02月21日 | 仏教
 以前、ウチのご門徒さんには、何かの法座の折ご紹介しましたが、石川県の真宗寺院の坊守さんである藤場美津路さんの詩をご紹介します。

   「仏様のことば(丁度よい)」  藤場美津路

 お前はお前で丁度よい
     顔も体も名前も姓も
 お前にそれは丁度よい
     貧も富も親も子も
 息子の嫁もその孫も
     それはお前に丁度よい
 幸も不幸もよろこびも
     悲しみさえも丁度よい
 歩いたお前の人生は
     悪くもなければ良くもない
 お前にとって丁度よい
     地獄へ行こうと極楽へ行こうと
 行ったところが丁度良い
     うぬぼれる要もなく卑下する要もない
 上もなければ下もない
     死ぬ月日さえも丁度良い
 仏様と二人連れの人生
     丁度良くないはずがない
 丁度よいのだと聞こえた時
     臆念の信が生まれます
 南無阿弥陀仏
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おごり、高ぶり | トップ | 仏道修行 »
最新の画像もっと見る

3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (維真尽)
2007-02-21 23:00:40
ちょうどいい加減~~~
う~~ん
結局~~
自分の感覚 だから~~
気持ちしだい~ということでしょうか?~
返信する
Unknown (一級能書士)
2007-02-22 05:01:37
今年、長男が二十歳になります。河島英五さんの『野風憎』に、“生意気ぐらいが丁度良い”と、ありますが、親として、少し贅沢な“丁度良い”と、思う事にしています。
返信する
Unknown (法専寺)
2007-02-22 10:11:40
維真尽さん、向上心は大切だけど、欲はほどほどにする。精一杯がんばるけど、無理してまで頑張りすぎない・・・

ちょうどいい加減(心の安定)とは、そういう感覚じゃないでしょうか。難しいですけど・・・


一級能書士さん、ご長男さんが成人され、将来がお楽しみですね。
子どもに期待するのは、親として当然の感情ですもの。子どものより一層の幸せを望むのも親なればこそですよね。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。