写真は、先日、お稽古で生けた 立花正風体。
まだまだ、時間ばかりかかって、モチャモチャ生けています。
立花を習い始めた頃は、針金も使うし、形がきまっているし・・・なんて、面倒くさいんだろう と、感じていましたが、
今は、下手なりに楽しく生けています。
さて、東井義雄先生の言葉「ほのぼのカレンダー」9月の言葉は
こころを育てる畑を
荒らさないように
「こころを育てる畑」とは、家庭であり、社会でありましょうか?
家庭や社会、生活の中に仏教(自分を客観視する視点)があるかないかは大きいように感じます。
仏教ならぬ、自分教(自分の理性だけを生きる指針とする)では、自分の思い通りにならない人生の中に、より傷つき、ますます自己中心の感性の中に閉じこもり、心が荒廃してしまうかもしれません。
こうあるべきという、道徳や正論でなく
なんか、ふんわり、あたたかく、スケールの大きな仏教。
こころを育てる仏教が、忘れられ、荒らされないよう、大切に守りたいと思います。