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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

祥月命日

2017年10月30日 | 仏教
 日曜日、日にちは、ちょっと遅くなりましたが、
 前住職の祥月命日を家族で勤めました。

 最近、年回忌は勤めても、「祥月命日」はお墓参りだけで、仏事を勤められない方が増えました。
 お墓参りのついてに、お寺で祥月命日をされてはいかがでしょう?
 もし、住職(僧侶)に頼むのが面倒なら、せめて、ご家族一同(子や孫がおられるならば若い世代も加えて)仏前で、
「きょうは、〇〇の祥月命日だから・・・」と、「正信偈」等の「おつとめ」(お経を称える)をなさってくださると、大変尊く、有り難いことです。
 
 さて、前住職は、今年19回忌の祥月命日でした。

 先日、寺族婦人研修会のご講師が仰っていたことですが
 〇回忌の「忌」を使わずに「会」を使っておられるとか・・・

 私たち、今、娑婆(しゃば:煩悩にみちみちて、堪え忍ぶ)世界に生きている者が
覚りの仏さまと成られている故人を縁として、仏前で合掌礼拝させていただき、
わが生き様を振り返る、尊い仏事の集いなのですから、
 何となく忌まわしいイメージの「忌」より、集いの「会」(え)が、真宗の御教えには相応しいのかもしれません。
 
 
 
コメント
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