7月30日の続きです。
(阿弥陀如来に心をあわせて生きてきた者は)亡くなると同時に、
浄土に生まれ、阿弥陀如来と同じ 智慧と慈悲を供えた「仏」(真理に目覚めた者)と成る。
「仏」ですから、暗い冥土
をさまよっていませんし、
浄土
で何もせず、安らかに眠っている
わけでもありません。
まだ、自己中心にの見方を離れられず、苦しんで生きている者
を導こう
と、はたらき通しに、はたらきかけて くださいます。それが、「仏」というものです。
でも、長年の苦しい闘病生活の末、亡くなった最愛の夫 のことを思うと
「亡くなってからまで、はたらき通しは、かわいそうな気がする。『ゆっくり、やすらかに眠ってください
』と願いたくなります・・・」
と、Hさんは仰る。
「いや、ご主人は、仏さま
に成っておられるのですから、私たちが、心配してあげる存在ではない。向こうの方から心配してくださっています。私たちの方が、仏さまに心配かけているのですから・・・
それに、仏さまは、キツイのに、無理して、私たちを覚りに導こうと、はたらきかけて
くださっているのではなく、楽しんで、はたらきかけてくださっている。私たちをさとりに導かずにはおれない。放っておけない
と、思われるのが、仏さま なんですよ」
何度か、お話させていただいたのですが、Hさんは、まだ納得されません。
それが、愛するご主人に対する、情愛
なのでしょうね。
それで、いいのでしょう。阿弥陀さまは、そんな私たちのために「はたらいて」くださっているのですから。
(阿弥陀如来に心をあわせて生きてきた者は)亡くなると同時に、
浄土に生まれ、阿弥陀如来と同じ 智慧と慈悲を供えた「仏」(真理に目覚めた者)と成る。
「仏」ですから、暗い冥土

浄土



まだ、自己中心にの見方を離れられず、苦しんで生きている者



でも、長年の苦しい闘病生活の末、亡くなった最愛の夫 のことを思うと
「亡くなってからまで、はたらき通しは、かわいそうな気がする。『ゆっくり、やすらかに眠ってください

と、Hさんは仰る。
「いや、ご主人は、仏さま

それに、仏さまは、キツイのに、無理して、私たちを覚りに導こうと、はたらきかけて


何度か、お話させていただいたのですが、Hさんは、まだ納得されません。

それが、愛するご主人に対する、情愛

それで、いいのでしょう。阿弥陀さまは、そんな私たちのために「はたらいて」くださっているのですから。