お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

気になるトゲが

2008年10月04日 | 雑感
 4月末のこと、夫が急病になる前日。夫の親友が「釣りに行った」と、見事な鯛を持参。
 その日は、夫が飲み会で夕食不要だったため、そのまま冷凍庫で保存。
 そして、夫の急病騒動。
 
 翌日、夕飯時になって、「冷凍庫に鯛があった」と、思い出し・・・
「夫が緊急手術直後に、家族で鯛を食べるのも変かなあ~」と思いつつ、大きな鯛をさばいていた私。
 
 夫の怨念か、鯛の逆襲か・・・鯛の何かが右爪の根元にグサッと刺さった。
 
 奥深く刺さったらしく、自分で針で取り出そうとしてもダメ。
 激痛ではないものの、指先の一番使うところだから、何をするにもあたって痛い。
 外科に行ったが、「そのまま様子見ましょう」と、相手にしてもらえず・・・
 よくも悪くもならぬまま4ヶ月が経過。

 皮膚科に行ってみたが、「切開しても何も出てこないでしょう」と言われて、抗生物質を与えられた。
 数回、通院したが、抗生物質を投与されるだけ。「まじめに、言われるまま、薬を飲んでは、体が悪くなりそう」とオバサン思い・・・
 夜寝る前、外用薬だけぬって、テープ巻いていた。

 その状態で、横浜行き。
 帰宅した途端、指の傷口から白いものが突き出ているのに気づく
 引っ張ってみたら、5ミリほどの鯛の骨が出てきた

 あれほど、何をしても出てこなかった骨が、あっけなく、スル~と

 飛行機乗って、高層ビルに登って、ハイな気分だったのか、一番の治療だったのか
 
 「ほら~、旅行の間、草取りや家事で、手を使わなかったのが、何よりよかったのよ~」と、家族に声高に言ったオバサンでありました。
 
  
コメント (3)
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