Hさんのご葬儀は、住職がお勤めしましたが、前日のお通夜は、住職が勤務先の会議から抜けられないと言うことで、またも私が勤めさせていただきました。
小さい法衣かばん(お通夜で着用する法衣は、葬儀の時のように大荷物ではありません)を下げて、会場へ向かう途中、
ハンドルにぎりながら、
「げげっ
私、単念珠(お坊さんの普段着姿の時、当然、手にもっているべき数珠)を忘れてきたような・・・どうしよう
う~ん・・・お通夜のお勤め用の双輪念珠は持っているから、まあ、いいか・・・」
と、半ば諦め、半ば青ざめながら到着。
会場に到着してすぐ、葬儀社の担当の方から
「坊守さん、昨夜、お念珠を忘れて帰られたのでは・・・?」
差し出されたのは、まさに私の単念珠
昨夜、住職と臨終勤行に伺った時、落として帰ったようです。
忘れた
と冷や汗かいていた単念珠が手元に・・・ああ、よかった
ヤレヤレ
今回、通夜の仏事は、失敗なしに勤めさせていただくことができましたが、ご遺族のお気持ちを思うと、つらい勤行、法話でした。
無事、仏事を終え、ホッとして帰宅。急いで法衣から、いつものオバサン姿に着替え、いつものように遅い夕食の支度にとりかかる。
法衣かばんは、寺務室(着替え部屋)に、そのまま放置・・・
つづく・・・・
小さい法衣かばん(お通夜で着用する法衣は、葬儀の時のように大荷物ではありません)を下げて、会場へ向かう途中、

「げげっ


と、半ば諦め、半ば青ざめながら到着。
会場に到着してすぐ、葬儀社の担当の方から
「坊守さん、昨夜、お念珠を忘れて帰られたのでは・・・?」
差し出されたのは、まさに私の単念珠

昨夜、住職と臨終勤行に伺った時、落として帰ったようです。
忘れた



今回、通夜の仏事は、失敗なしに勤めさせていただくことができましたが、ご遺族のお気持ちを思うと、つらい勤行、法話でした。
無事、仏事を終え、ホッとして帰宅。急いで法衣から、いつものオバサン姿に着替え、いつものように遅い夕食の支度にとりかかる。

法衣かばんは、寺務室(着替え部屋)に、そのまま放置・・・
つづく・・・・