TOP PAGE BLOG ENGLISH CONTACT




この国の「かたち」が見えてくるニュースが昨晩の深夜に伝わってきた。「裁判員制度」をテーマに最高裁判所とサンケイ新聞社・千葉日報社などの報道機関が共催するイベント「裁判員制度全国フォーラム」の集客のために、ひとり3000円~5000円の謝礼を支払って動員して「盛況」ぶりを装っていたという話だ。最新のものは、なんと今年の1月20日だ。タウンミーティング問題で「5000円発言謝礼」や「大量動員」も明らかになり、また国会最終盤で提出された政府の報告書でも「司法制度改革タウンミーティング」で、法務・検察の大量動員と「やらせ」が問題になったのは昨年の12月中旬のことである。よりにもよって、新聞社が人材派遣会社を使って「バイト」で会場を埋めるということを続けていたこと事態が信じがたい。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




衆議院議員保坂展人君提出タウンミーティングの財政規模に関する質問に対する答弁書 一について  お尋ねの点については、内閣府のタウンミーティング調査委員会(以下「調査委員会」という。)が、本年十二月十三日に公表した調査報告書(以下「報告書」という。>において、担当部局の会計担当職員の意識の向上や責任の明確化、事業の計画段階から契約、履行、精算に至るすべての過程における適正な手続の確保のためのチェッ . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今朝の朝日新聞を読んで、昨日の内閣委員会における民主党の川内博史の質問に対して、塩崎官房長官は「正直言って、『一番安い』と言いながら談合ぽいかなという気がする」と答弁している記事に注目した。なぜなら、この入札の落札率を出すように求めた質問主意書の答弁書が今日の昼に出てくるからだ。たった今、その答弁書が到着した。結論はゼロ回答、従来の姿勢を崩していない。官房長官が国会答弁で「談合っぽい」と言いながら閣議決定で、その数字を隠蔽する。政治家は単なるお飾りで、実務は内閣府のスネキズ官僚に丸投げ、読んでみると恥ずかしくなるような「逃げ、先送り、丸投げ」技だらけの『見苦しい国内閣』だ。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




先週までとはうってかわった静かな国会周辺だ。議員会館で「タウンミーティング問題」で何人かのジャーナリストから取材を受ける。話しているうちに、実にインチキな形で「逃げられた」という思いがよみがえる。先週、急いでタウンミーティング問題に関する質問主意書を作成した。12月15日提出→19日内閣に転送→24日閣議決定→25日答弁書受領という予定だ。明日、「内閣・政府広報に関する質問主意書」の答弁書が出てくる。 このタウンミーティング問題では、安倍政権は業者への「過剰な支払い」=「過払い」を絶対に認めないだろう。小泉政権の正当性が崩壊し、後継政権である安倍政権が「改革」という言葉も二度と使えなくなるからだ。その一方で、客観性を装った官邸調査委員会は質問主意書にも引用しているように常識外れの過剰経費について指摘をしている。非論理的な説明を強いられるが、「美しい国」を掲げる官邸の作文能力が試される。 司法制度改革タウンミーティングの資料がまだ届いていないので、タウンミーティング室に電話をすると、「先週で解散しました」と逃げ足が早い。役所は、人事異動を加速させて、人員をバラバラにすることで、「宿題を背負ったまま消滅」という禁じ手を使う場合あるが、担当者は「約束した資料は出します」ということだから、提出を待ちたいと思う。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




政治の光景は「絶望的な醜態」をさらしていても、街にはクリスマスソングが流れている。政治の場で連日がテンションの高い「勝負」だったせいか、街ゆく人の笑顔が眩しい。政治家は「絶望」を語ってはいけない仕事だと思っている。暗い政治の谷間に咲いた白輪の花を遠目にしながら、可能性と「希望」を紡ぎだしていく職業だと任じている。「小泉劇場」の狂騒が終わって、11人の復党組に対しての「おかえりなさい」の一言で安倍政権は、「劇場政治」の幕を閉じた。「改革」なんて似合わない自民党の人たちが多かったから、また森政権時代に戻るのだろう。 そして、「国会の議論に資する」などと言っていた官邸調査委報告書を質疑が終わるのを待って提出する姑息さどうだろう。弱気で、パッとしない、アカンタビリティーのかけらも感じない落日の内閣ではないか。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




会期末をすぎると国会審議におけるタウンミーティングの運営への調査も止まってしまう。そこで、質問主意書を2本送付した。12月13日に提出し、12月22日に答弁書を受領する「9億3927万6160円の日付のない請求書」に関する質問主意書をここに公表することにする。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




前代未聞のことが起きた。11時50分から教育基本法特別委員会の質問に立っていたが、質問中に官邸調査委員会の資料『タウンミーティング調査委最終報告書』が届いたのである。速記を止めて、5分でも読めば判読できるが、与党席は「ダメだ。質問時間がなくなるぞ」と黙って読み始めると野次の嵐。それでも、法務大臣を呼んでいて「全7回の司法制度改革タウンミーティングのうち6回でヤラセがあったじゃないか」と追及すると、謝罪もせずに事実を認めた。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




明日の教育基本法特別委員会(朝9時~12時予定)で「いじめ・未履修・タウンミーティング」の3時間の集中質疑が行われる。ところが、だ。朝から流れているニュースは、内閣府の林芳正副大臣を長とする調査委員会が明日、最終報告書を公表するという。何時に? なんと12時に記者会見して公表するという。私の質疑時間は、11時40分から12時までとなっている。こんなアホな話があるだろうか。調査委員会の第1回会合は11月15日で、前日に私が「その他の協力者5000円」の謝金問題を追及している。委員会の調査テーマに「謝金の実態解明」も盛り込まれている。その報告書が入手できずに、何が「国会の審議に資するものとしたい」だろうか。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




タウンミーティングの「やらせ」が問題となり、公務員動員の「サクラ」で、「国民との対話」どころか「官々対話の世論偽装」の構図が明らかになったが、あきれた事実がまたひとつ明らかになった。昨日、参議院教育基本法特別委員会で福島みずほ社民党党首が問題を取り上げたが、野党4党のタウンミーティング調査チームでも共同で取り組むことが決まった。タウンミーティングの「やらせ」「サクラ」の正反対の位置にいたその人は、木村衣月子(子どもの人権オンブズパーソン代表)で、文部科学省に対して「子どものいじめ自殺」の数字が警察庁の統計と比べて少なすぎるから是正するように何度も申し入れ、対応をしようとしない文部科学省に放置されていたところに、地元でタウンミーティングが開催されるのを知って、ぜひ文部科学大臣に直訴しようと上京して内閣府タウンミーティング担当室を訪れ、その主査と発言をしたい旨の談判をしたところ「特別扱いは出来ない」とあしらわれ、開催当日何度も手をあげるも指名はされずに終わったというのだ。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




本日、2時15分から福島みずほ社民党党首と一緒に国会内で記者会見を行った。テーマは「文部科学省の子どもの自殺統計の是正を申し入れてきた島根県の女性の訴え」(次のブログ記事で詳しく紹介)と、「内閣広報・政府広報に関する質問主意書」を提出したことへの説明だった。実は、タウンミィーティング問題が拡大してデタラメで野放図な大盤振る舞いが話題になっていた先週、ふと私は考えた。これは「タウンミィーティング」だけの問題なのか、と。少し調べるとタウンミィーティングは内閣府・政府広報室の予算で行われてきたことが分かった。その額はざっと100億円である。眠れない夜にネット検索をしていたら、突然「官邸ホームページの政策・運営等7億2054万9000円」と出てきたので、思わず目をこすった。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨日は、あちこちで講演や集会挨拶が続き、断片的なメモしか書けなかったので、この間の会計書類から明らかになったことを、少しまとめて書いておきたい。「官の事業」の特徴は、当初は「一般競争入札」で落札企業を決め(実態は談合に限りなく近いケースが多いということは別にして……)、その後に「随意契約」に転じて建築工事であれば、「追加工事」として本体工事の倍以上へと水ぶくれしていく場合が多い。この春、法務省の刑務所工事の落札率が異常に高いことに気づき、何度も大臣官房会計課・施設課に要求して得た工事一覧でもこの特徴は顕著だった。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




内閣府から提出された平成13年度のタウンミーティングの会計資料を見ると、これまで指摘した「無駄遣い」を、大きく上まわるものだった。広告代理店の局次長の一日あたりの請求額は10万円。また、タウンミーティングの当日支払い費用の中に「出演費」という項目があり、最高で90万円を超える謝金が支払われていたことも判明した。週末に入り、国会審議も止まる。福島みずほ党首と相談して、緊急に社民党タウンミーティング調査委員会として、問題点を具体的に指摘し記者会見(午後3時)を行った。その会見で報告したことを、読者の皆さんにお伝えしたい。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




社民党の近藤正道議員が参議院教育基本法特別委員会で、タウンミーティングの公務員の大量動員と委託業者スタッフの過剰配置を追及した。 TM岐阜(03年12月) 業者80人 県教委名簿133人。 TM山形(04年4月3日)業者71人 県・市名簿180人 TM松山(04年5月15日)業者79人 県教委名簿135人 TM和歌山(04年10月30日)業者110人 市教委名簿65人 TM大分(04年11月27日)業者107人 (名簿確認出来ず) TM島根(05年3月5日)業者95人  (名簿確認出来ず) TM静岡(05年6月11日)業者108人 県まとめ名簿74人 TM八戸(06年9月2日)業者?人   県教育長名簿279人 とおぞましい数字が明らかになっている . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




タウンミーティングで次々と新たな事態が明らかになっている。これまで、「教育改革タウンミーティング」の8ヶ所で行われたことが、会計書類などから検証されているが、他のテーマで開催されたTMについても「やらせ質問」「官製動員」がメディアの努力で続々明らかになっている。「松山で教員ら100人動員・政府の教育改革TM」(共同通信)「やらせ質問問題 教委職員、事前に依頼受け発言 和歌山」(紀伊民報)「タウンミーティング 鹿児島県にも動員要請」(南日本新聞)「TM発言依頼は約80回 内閣府調査 全開催のほぼ半数」(東京新聞)と出るわ出るわ状態だ。さっそく概要を見ていきたい。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




野党4党のタウンミーティング調査チームが発足し、社民党も党内で「タウンミーティング問題調査委員会」(福島みずほ委員長・保坂展人事務局長)を設置した。再会された参議院の審議では、どんぶり勘定の経費明細について早速質疑が行われている。昨日から今日にかけて、社民党調査委員会で整理した「論点メモ」を公表し、議論を深化させていきたい。 なお共謀罪についても、本日の法務委員会理事会で、変則的な与党からの「審議要望」の声が出された。与党として方針化された共謀罪質疑入りの提案ではないが、「このままだと埋もれてしまう」という与党理事の危機感と審議入りへきかなり強い要望であったが、野党側はこれを拒否。24日に1時間だけ野党の一般質疑を行うことにして、金曜日に持ち越した。警戒感をゆるめずに対応していきたい。 それでは、「タウンミーティング論点メモ」を紹介したい。 . . . 本文を読む

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »