国内興行収入篇はこちら。
さて、興行はともかく映画の質的に、2012年はどんな年だったのだろう。
例によってキネマ旬報のベストを紹介すると
◇外国映画
1.「ニーチェの馬」(タル・ベーラ)
2.「別離」(アスガー・ファルハディ)
3.「ヒューゴの不思議な発明」(マーティン・スコセッシ)
4.「ル・アーヴルの靴みがき」(アキ・カウリスマキ)
5.「ミッドナイト・イン・パリ」(ウディ・アレン)
6.「アルゴ」(ベン・アフレック)
7.「戦火の馬」(スティーブン・スピルバーグ)
8.「ドライヴ」(ニコラス・ウィンディング・レフン)
9.「J.エドガー」(クリント・イーストウッド)
10.「裏切りのサーカス」(トーマス・アルフレッドソン)
……ハンガリー、イラン、フィンランドの作品が上位に来るかと思えばハリウッドの3D大作もランクイン。
大ベテラン(イーストウッド)と新鋭(ベン・アフレック)の俳優監督の手腕が光った年でもあった。要するに豊作ってことかな。
でも、その豊作の年なのにわたしが観たのは3、7、8、10の4本だけ。特に、アルゴを見逃してるのは痛いなあ。今からでもどっかでやってくれないかしら。
実はあとで特集するわたしのベストは「裏切りのサーカス」なんで、上映してくれた鶴岡まちなかキネマには感謝感謝。ついでにアルゴもお願いします。
それにね、おそらく来年のベストを争うであろう「ゼロ・ダーク・サーティ」を、庄内ではどこもやってくれないってのはどういうこと?あ、4月にイオンシネマがやるのか。ホッ。
次回は日本映画篇。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます