ふくろうず「ごめんね」
2020年12月号PART2「大英帝国の人」はこちら。
2013年以降の7年間に貴ホテルで開かれたパーティー・宴席についてお伺いします。
Q1 上記について、貴ホテルが見積書や請求明細書を主催者側に発行しないケースがあったでしょうか。
A ございません。主催者に対して、見積書や請求明細書を発行いたします。
Q2 上記について、個人・団体を問わず、貴ホテルの担当者が金額などを手書きし、宛名は空欄のまま領収書を発行したケースがあったでしょうか。
A ございません。弊ホテルが発行する領収書において、宛名を空欄のまま発行することはございません。
……立憲民主党の辻元清美議員とANAホテルの文書のやりとり。もちろん「桜を見る会」の前夜祭をめぐって。当時の首相は辻元議員の質問にこう返した。
「私がここで総理大臣として答弁することについては、全ての発言が責任を伴うわけであります。そういう観点から答弁をさせていただいているということでございます。」
例によって強気な発言を繰り返したが、東京地検特捜部の捜査によって、彼の発言に齟齬があることは次々に明らかになっている。
どうやら前首相の逮捕には至らないようだけれども、この“呼吸するように嘘をつく”人物が首相でいた7年間で、日本のモラルはどんどん低下したと確言できる。ひとり国会や官僚が低レベル化したのではなく、日本全体がだ。
本日の1曲は、吐息をつきながら「ごめんね」ふくろうず。ごめん。
PART4「追悼林家こん平」につづく。
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