ナイスゲーム。
ミスもあったけれど、緊張感がすばらしい。
やっぱり出てきたか唐川。
しかも親子ほど年齢の離れた山本と投げ合って、ちゃんとマッチメイクしていたのでホッ。今日のお客さんたちは、唐川と浅尾というキュート系選手の力投を堪能できたはず。勝負のアヤは、西岡のファールの数センチ、10回裏の福浦の打球の行方……おもしろいなあ日本シリーズ。
にしても山本は本当に運のないピッチャーだと思う。何度もポストシーズンで投げてきて、たまには味方も大量得点して勝利投手の権利を与えてもいいじゃないか。
今日の解説は伊東勤。
もののみごとに教科書どおりの野球感を披露するのでお勉強になる。落合の野球の異端具合がかえって露わになるので。
・なぜ河原を続投させるのか(8回)
・なぜ清田ではなくて西岡と勝負させるのか(9回)
まじめな伊東が考えこむのでほほえましい。
野球解説の難しいところは、ピッチャーの投げた球が逆球であっても、それを球場にいる全員が認識しているのに、バッターだけがそれに気づいていないことまで意識しなければならないあたり。
伊東や古田にはそれができていて、凡百の解説者は最初からそんなことなど無視しているのを感じる。プレイヤーのなかでただひとり、ダイヤモンドの外にいるキャッチャーというポジションにいた人たちだけが意識するのかなあ。
いやそれにしても、マリンスタジアムのウグイス嬢にお願い。もうちょっと普通のアナウンスで結構で~す~か~ら~(語尾上げ口調で読んで)
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