原作:伊坂幸太郎 監督:中村義洋 出演:濱田岳、瑛太
原作のオチを知っている観客こそ楽しめる作品に仕上がっている。画面の隅々にまで気を使ってある映画。タイトルにこめられた意味が原作よりも強調されており、これがなんとも泣ける。仙台に集った登場人物たちが、それぞれに仙台を離れるラストは哀しい。ちょっと泣かせすぎじゃないかと思うくらい。
大塚寧々演ずるレイコさんは、完璧にイメージキャスト。後半、びっくりするスターが“あの役”を演じていてうれしい。彼にとっても最高作となったのではないか。伊坂幸太郎が自作の映画化をすべて中村義洋にお願いしたいと考えたのも納得できる。
瑛太はマジで魅力爆発☆☆☆☆
原作の特集はこちら。
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