第7回「敵か、あるいは」はこちら。
歴史好きはやはり食いつく部分が違う。前回も
本当に軽い軽い感じで、うまくバランスをとってますねえ。3回は必ず見る私ですが、3回楽しめます。千葉さんが挨拶に来た場面で、頼朝が
「これからは父とも思うぞ」
と肩を抱いた瞬間の土肥実平の表情とか、漁師の嫁(後で政子に襲われる亀の前?)とのやりとりとか、手土産の首を見る場面とか・・・。そうじゃなきゃ、凄惨な東映のやくざ映画になりますからねえ。
……3回見るんだ!?
ってことでわたしも今日は2回見ました(笑)。
出たぞ源義経。しかもけっこう邪悪な存在として。これ、菅田将暉の「MIU404」での陽気な殺人者そのまんま。
源義経が日本の歴史上もっとも戦上手であったことはほとんどの人が認めている(んでしょ?)。今回だけでも
“誰がうさぎを狩ったのか”
“合理的に芋を食べるにはどうするか”
が語られていてすばらしい。そりゃ、こちらも食えねぇ野郎である源頼朝(大泉洋)と合うわけがないとつくづく。どんな兄弟だ。
そして北条義時(小栗旬)の“行政職としての苦悩”が語られていて面白い。頼朝は看板、義経は突っこみ役、そして義時は……でもこれからいろんな役がひっくり返るんですよね。来週も2回見ます。
第9回「決戦前夜」につづく。
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