2022年版はこちら。
「このミステリーがすごい!」のランキングもそろそろ紹介してもいいかな。国内篇で読んでいたのは
第3位「捜査線上の夕映え」有栖川有栖著 文藝春秋
第6位「爆発物処理班の遭遇したスピン」佐藤究著 講談社
第7位「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬著 早川書房
第11位「此の世の果ての殺人」荒木あかね著 講談社
他に「invertⅡ」「時計屋探偵の冒険」「裂けた明日」「偽装同盟」「脱北航路」。1位の「爆弾」(呉勝浩)はいずれ“日本の警察”シリーズでやることになるでしょう。
問題は海外篇で
第2位「殺しへのライン」アンソニー・ホロヴィッツ著 創元推理文庫
しか読んでいないんですよ。ホロヴィッツのベストワン五連覇が阻まれた作品だけど、わたしにはこれまでの彼の作品のなかでいちばん面白かったけどな。文法を使ったタイトルはすぐに行き詰まるに決まってる、なんて独白も笑えたし。悠然とクリスティを踏襲するあたり、すごい。
うれしかったのは新潮文庫でドナルド・E・ウェストレイクの旧作が刊行され始めたこと。さっそく買わなくては。
必ず読むことになるのは
第5位「優等生は探偵に向かない」ホリー・ジャクソン著 創元推理文庫
で、これは前作の「自由研究には向かない殺人」を書店員にお願いしてすでに購入しているからです。
にしても、翻訳ミステリを読まなくなったなあ。っていうか中国や台湾のミステリをおれは待ち望んでいるんだけど。
国内興行収入篇につづく。
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