第14回「新世界」はこちら。
大竹しのぶに「つづきは来週っ!」と大河ドラマ史上最大の禁じ手を使わせた(笑)前回の視聴率は9.6%と回復基調。
今回からは本格的なホームドラマに突入。しかも明治、じゃなくて大正の。
夫を亡くした女性に残された選択肢はそれほど多くない。でも自分が大好きだった男と再婚するという……ホントですか。まあ、そういうことにしておこうというお決まり。当時もそういうことにしておこうといろんなことがあったんでしょうね。
でも綾瀬はるかが相手だとすばらしく納得できる。納得できないのは、金栗がオリンピックのために単身赴任するあたり。あなたできますか。家を守るために(どうやらそうらしい)分限者の未亡人を迎えたのに、それを熊本において東京に向かうんですよ。
あ、それはわたしが綾瀬はるかファンだからか。
今日は畑で農作業をしながら、ある芸を思いついてしまいました。題して
♪雨にぃ濡れながらぁたたずむ人がいるぅ ばい
♪傘の花が咲くぅ 土曜の昼下がりぃ ばい
♪やーくそくしたじーかんだけがかーらだをすり抜けるぅ ばい
……これって不倫のお話だったのかと気づく。いやそういう話じゃなくて。
四三とスヤの初夜はありえない展開になっていく。フランク・キャプラの「或る夜の出来事」だってここまで嘘くさくは。まあ、のちの展開を考えると必然だったんでしょうけど。ふたりの間にはたくさんの子どもが生まれたことが紀行で丸わかりなのが笑えます。
今回は演出もなめらかでけっこうでした。先週の馬鹿馬鹿しさは大根仁の貢献かもしれない、今回は一木正恵という人がディレクター。期待しよう。
にしても、姑という存在にこんなに大竹しのぶが似合うとは。
第16回「ベルリンの壁」につづく。
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