PUFFY 『これが私の生きる道』
第21回「仏の眼差し」はこちら。
「ええええええっ」毎週このペースで殺していくんだろうか。楽しみだなあ……
と先週かましたら今回は後白河法皇(西田敏行)を葬った。頼朝(大泉洋)の夢枕に立った宿敵との邂逅は意外にあっさりしたもの。
「思ったとおりの人だった」
そりゃ、そうとしか言えないわね。
妻(新垣結衣)の死によってふぬけのようになっている義時(小栗旬)。そんな彼を、まわりがバックアップしようとしているのはわかるんだけど、どこかぎこちないあたりがうまい。頼朝は比企(佐藤二朗)の娘(堀田真由)を、自分がいただきたかったのに義時に紹介することになる。
「当家は、鼻筋が通って目が大きい」
それを佐藤二朗に言わせるあたりがおかしい。
北条政子(小池栄子)が次第にまわりが見える人物になっていくあたりを次第次第に。自分の衣装がどんな意味を持つかをちゃんと理解している。弟も次第にその薫陶を受けていくとしていいのかな。
って言いながらもう1192年を過ぎた話になっている。いいくにつくろう鎌倉幕府じゃなかったの?え、いいはこ(1185)なの?もう修正きかないっす。
問題は曽我兄弟ですよね。とても有名な話ではあるけれども、実はどんな経緯だったかはよくわからない。
「今日は静かな回だったけどさ、色々と仕込んでた」
妻にしみじみと。こういう回こそ三谷幸喜の本領発揮。だいたい、これってPUFFYのタイトルをいただいてるでしょ。「これが私の生きる道」略すると資生堂なんだよね。
第23回「狩りと獲物」につづく。
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