事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

鎌倉殿の13人 第22回 「義時の生きる道」

2022-06-05 | 大河ドラマ

PUFFY 『これが私の生きる道』

第21回「仏の眼差し」はこちら

「ええええええっ」毎週このペースで殺していくんだろうか。楽しみだなあ……

と先週かましたら今回は後白河法皇(西田敏行)を葬った。頼朝(大泉洋)の夢枕に立った宿敵との邂逅は意外にあっさりしたもの。

「思ったとおりの人だった」

そりゃ、そうとしか言えないわね。

妻(新垣結衣)の死によってふぬけのようになっている義時(小栗旬)。そんな彼を、まわりがバックアップしようとしているのはわかるんだけど、どこかぎこちないあたりがうまい。頼朝は比企(佐藤二朗)の娘(堀田真由)を、自分がいただきたかったのに義時に紹介することになる。

「当家は、鼻筋が通って目が大きい」

それを佐藤二朗に言わせるあたりがおかしい。

北条政子(小池栄子)が次第にまわりが見える人物になっていくあたりを次第次第に。自分の衣装がどんな意味を持つかをちゃんと理解している。弟も次第にその薫陶を受けていくとしていいのかな。

って言いながらもう1192年を過ぎた話になっている。いいくにつくろう鎌倉幕府じゃなかったの?え、いいはこ(1185)なの?もう修正きかないっす。

問題は曽我兄弟ですよね。とても有名な話ではあるけれども、実はどんな経緯だったかはよくわからない。

「今日は静かな回だったけどさ、色々と仕込んでた」

妻にしみじみと。こういう回こそ三谷幸喜の本領発揮。だいたい、これってPUFFYのタイトルをいただいてるでしょ。「これが私の生きる道」略すると資生堂なんだよね。

第23回「狩りと獲物」につづく

 


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