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YouTube: 杏里「スノーフレイクの街角」
偉大なる将軍様が亡くなったことについては、ウチの職場でもたいそう話題になっていた。1994年の金日成の時と何が違うかというと、まさしくその部分。日本人みんなが北朝鮮ウォッチャーになっていることだろう。
親父の際には
「うーん、ロシアと中国がどう出るかだなあ。で、あの稠密農法ってのがなあ」
とかわたしがいっぱしのことをかますと
「お前なんでそんなに北朝鮮のこと詳しいんだよ」
とオタクあつかいだったのに、今は彼の地の農業情勢やインフラのレベルまでみんな知っている状態。
でも、だからと言ってこれからあの国がどうなるかについては誰もわからない。
専門家なる人たちが色々なことを言うだろうけれど、人心がどうなっているかという肝心なところ、果たして民衆の側からの蜂起がありうるのかについて誰が知っているのか。権力闘争にいたっては言ったもん勝ちだろうし。
亡くなったから言えるんだけど、あの人は日本映画ファンで、寅さんとかゴジラをことのほか愛していたんですよ。あの国においては元祖にして最高レベルのオタクだったに違いないのだ。
ということでわたしの予想。
もっとも注意深く観なければならないのは中国の意向。これは北朝鮮内部にしてもいちばん気にしているはず。どの国も難民の流入だけは避けたいので、急激な変化は誰も求めていない。だから形だけでも食糧援助等は続けるので、金王朝支援のように見えるだろう。
そこんところを、バカなマスコミやバカな政治家がいい格好をしたくて(別の意図があることは重々承知しています)ギャンギャン騒ぎ立てるところまでは予想できる。
「この絶好の機会を逃すのか!」
なんてね。あるいはその逆に恐怖心を煽るとか。まあそんなのはさておき、問題はその先なんだよなあ……
本日の一曲は、あまりに寒いので「スノーフレイクの街角」by杏里。わたしにとってバブルとはこれ。大好き。
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