Coldplay - Viva La Vida
2019年1月号「紅白歌合戦」はこちら。
「(沖縄の県民投票の結果を)真摯に受け止める」
「サンプル入れ替えは官邸の意志では全くない」
「(答弁につまった根本厚労相に)いったん下がれ」
「領土問題じゃないんだ。経済も政治も秩序が大事。ロシアとの関係改善で世界のバランスがとれる」
「次は私自身が(北朝鮮の)金正恩(朝鮮労働党)委員長と向き合わなければならない」
「(自衛隊員が子どもから『お父さん憲法違反なの?』と訊かれて涙を浮かべたという挿話が実話なのかと質問され)わたしが嘘言うわけないじゃないですか」
……近ごろ、反安倍に完全にシフトした文春がセレクトした現首相の発言集。外交が得意というふれこみだったのに、まったく何の成果も上げられていないとつくづく。
しかし、同様に失言失態つづきのアメリカ大統領にしても、支持者にはある共通点がある。それは、どれだけ議会軽視を批判されても、冷笑的な態度をマスコミに揶揄されても、それで支持が弱まったり支持者が減ったりすることはない、ということだ。
内田樹が喝破したように、そのような人物を(斜に構えながらも)支持することがオトナの態度であり、森友・加計や統計偽装のようなささいなこと(と彼らは考える)で騒ぎ立てる野党や市民を侮蔑するのが彼らの流儀だから。
その流儀が、政治家から美徳を奪い去っている。安倍晋三やトランプに、謙譲とか博愛という概念を期待するほうがまちがっている。わたしは斜に構えているのではなく、本気で彼らに怒っているのです。米朝(新聞でこの字をみるたびに、あの偉大なる噺家を思い出す)会談の決裂で日本の首相の出番だあ?なんの冗談だろう。
PART2「センター試験」につづく。
本日の1曲はひさーしぶりにコールドプレイ。もうあのアルバムが出たのは十年以上前か……
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