火のついたマッチが画面を横切り、導火線が炎をあげる。ラロ・シフリンの例のテーマが流れ、プロフェッショナルたちの活躍を予言する……
子どもの頃、テレビの「スパイ大作戦」に胸をときめかせた世代としては、はやドキドキ。しかし、だ。三作を通じて、あのクールな興奮はついに再現できなかった。私怨、復讐、カンフーと、よけいな要素が多すぎるのだ。今回も、愛する女性を守るために……こんな動機づけ、いらないのに。実現不可能な作戦を軽々とやってのけるのがスパイだったはず。世評は高いようだが、フェルプスくんを1作目で殺してしまったのがだいたい間違いなんだと思う。考え直せトム。いくらスパイでも、毎回毎回そんなに裏切り者は……(笑)
※J.J.エイブラムスの手腕にはちょっと期待したんだがなあ。フィリップ・シーモア・ホフマンはひたすら気持ちよさそうですが。お察しのとおりマギー・Qの美しさにはクラクラ来ました。
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