第34回「豊臣の花嫁」はこちら。
秀吉(ムロツヨシ)は妹(山田真歩)だけでは足りずに母親(高畑淳子)まで家康に送りこんで上洛させる。ラグビーのワールドカップがあったからオンエアは一週間あいたんだけど、それが奏功しましたね。家康が成長しています。
歓待する秀吉。酔いつぶれる秀吉。謝罪する秀長(佐藤隆太)と妻(和久井映見)。しかし家康は
「起きておられるのでしょう?」
と秀吉に告げる。むしろこの芝居に気づかなかったら家康はそれだけの扱いになっていただろう。ようやく、腹芸のできる狸オヤジの萌芽が見えてきた。そう来なくちゃ。ジェニーズ事務所云々があるからこそ、この展開は必然に見える。
秀吉の母の述懐がすごい。
「あたしが産んだのは、どんな化けものだったんかいねえ」
そうなる。怪物であることは確実。その化けもののもとに帰りたくはないわけだ。
石田三成登場。最後の最後まで誰かを明かさないように撮ってある。七之助かあ。「いだてん」での圓生役で、彼の女役の艶っぽさを再現していたのが素晴らしかったので適役かも。お兄さんはあっちでもこっちでもひたすら走ってたわけだし。
先週はお寺さんの関係で関東方面にバス旅行。つらかった。酒を飲まずに寝たのは何年ぶりだろう。っていうか眠れなかったんですけど。どうしておじいちゃんたちはあの苦行に耐えられるんだ。
んでどこの寺も太田道灌と徳川家康が関係している。んー、禅は権力に屈従していたのかなあ。あ、逆かも、怖いから気を使われてたのか。現代でも同じようなことが行われているのを見てきたのでそれはいずれ。っていうか大森南朋さんが鶴岡に来てトークショーやったんだって?それ、早く言ってよお(松重豊調)
第36回「於愛日記」につづく。
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