4月号PART4「どうなっちょるの」はこちら。
「新型コロナの影響で暴力団の会合が減っており、暴力団に関する情報収集に影響が出ている」
警視庁組織犯罪対策部捜査員のつぶやき。新型コロナウイルス感染症による影響は多くの業界に及んでいるが、反社会的勢力、および彼らを取り締まる側にもそれは顕著だ。鑑識の作業は命がけになっているし、警視庁(つまりは東京都警察本部)の人間が他県に出張するのも歓迎されていない。
やくざに至っては、飲食業が自粛を求められていることもあってみかじめ料が激減。おまけに、高齢の人間が多く(ですって)、長いこと酒やクスリを摂取してきたために基礎疾患が多いことからコロナの影響は大きい。
刺青を入れているので感染症リスクは高く、肝臓はへたり、皮膚呼吸障害で内臓は弱っていて……なんでも、当事者にならないとわからないことってあります。
PART2「ワクチンスタンピード」につづく。
本日の1冊は「ヘンな科学 イグノーベル賞40講」五十嵐杏南著 総合法令出版
ユーモアあふれる研究に送られるイグノーベル賞だけに、受賞者のスピーチもすばらしい。ブラジャー型のガスマスクを発明したエレナ・ボドナー博士のスピーチには笑った。
「みなさん、女性に胸が2つあるって、本当にすばらしいことではありませんか。わたしたち女性は自分の命だけでなく、選んだ男性も救うことができるのです。この保護装置を使うには、平均で25秒しかかかりません。5秒で装着し、20秒でどのラッキーな男性を救うか悩むのです」
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