わたしはネットを泳ぎながら「これだけはやっちゃいけない」と心に決めていたことがある。
それはアマゾンでポチッとすること。
地元の書店を大事にしなきゃ、とか本はやっぱり手にとってみなくては、なーんて理屈よりも、まず自分に自信がないからだ。歯止めがきかず、オーダーしまくるに決まっている。でも、とり・みきの新刊がこんなに出ていると知ってしまっては……。やっちゃいましたポチッと。
わたしは「バラの進さま」「クルクルくりん」「るんるんカンパニー」「愛のさかあがり」(名作)、「遠くへいきたい」などのリアルタイムの読者であり、吹替フリークな著作にいたるまで、そのほとんどを読んでいる、というか買っているファンなのだ。原田知世ファンであるという同病相憐れむ気持ちも含めて、オタクに見えながら、隠しきれない冷静さが泣かせる。あ、逆かな。オタクにとって最も完璧なポーズを彼はまとっているのかも。
ここまでくれば死ぬまでつきあうに決まっているので、アマゾンとのつき合いも続くことになろう。え!また新刊が出てるの?ああ、今日もポチッとしたい誘惑との闘いが(T_T)
っていうか地元の書店で受け取るぐらいの努力はして。
e-honとかも使ってさ。
でもアマゾンがギョッとするぐらいのスピードなのに
対して、ギョッとするくらいに時間がかかるんだけどね。
東販や日販も努力はしてるんだろうけど……