このブログは、2000年にスタートした「事務職員へのこの1冊」のバックナンバーを載せるのが当初の目的だったこともあり、古いネタも当時のまんま載せてしまうこともあります。ごめんなさいね。今回も2001年3月のネタをそのまま掲載します。
♪好きだぁったのよっ あっなたっ 胸のおっくでずぅっとぉー♪
……すいません、いきなり絶唱してしまいました。
これは旧姓荒井由美が作り、私の高校時代に三木聖子が歌い、後に石川(プリンプリン物語……知らない人がいてもかまわねーや)ひとみがカバーした「まちぶせ」という曲です。
実はわたくし、この三木聖子の熱狂的な、というほどでもあるファンだったのです。何でまたあんな地味な娘を、と四十を迎えた今は思うのですが、あの、♪とぉー♪と伸ばす時の、喉が太い感じ、がたまらなく好きで……変態、とまでは思わないでほしいのですが、どうやらその頃から、白く太い喉に対して、一種のフェティシズム、性的偏向があったように思われます。次のシングル「三枚の写真」がまた良くってさぁ……
なんでいきなり消え去った70年代のアイドルの話をしているかというと、21世紀を迎え、2児の父となった今でも、喉フェチは一向に治っていないと思われるからです。
去年の邦楽のベストは、私にとってはダントツに鬼束ちひろの「月光」で、山形との往復では例によってエンドレスに、♪こぉのぉ腐敗した~♪を聴いていたわけですが、今年になってテレビに出始めた彼女が、あんなに私好みの喉の持ち主だったとは……(あんなに手をヒラヒラさせて歌う人だとも思いませんでしたが)。ほんとに私は、好みが一貫している。我ながらエライと思う。
昨年の秋にスタートし、視聴率的には目を見張るほどでもないものの、その面白さが口コミで伝わり、今やビデオ屋でも常に貸出中のドラマ「池袋ウエストゲートパーク」にも、久方ぶりに私の衝動(笑)を揺さぶるような女優が出ていました……以下次号。
しかも考えていることが昔の恋人だったりしたら(T_T)