2014年2月号「本当に酷うございました」はこちら。
「もともと酒好きだったけど、不倫してから、バーボンのボトルを大量に飲むようになったんです。1日1本飲めば、楽に死ねるんじゃないかなって思って…」
「私、あの頃は肝機能数値の『γ-GTP』が1200を超えてたんです(成人女性の正常値は10~30)。でも全然つらくなかった。」
……林葉直子の発言。46才の彼女は現在末期の肝硬変だという。遺書に該当するような著書を刊行する宣伝だと思われるあたりがこの人の“生きるのがヘタ”なところ。当時の不倫相手の
「突撃しまーす」
は希代の名言だった。将棋の世界はよくわからん。にしても、γ-GTPが1200って……毎年自分の健康診断の結果を公開しているわたしだけど、マジでおそれいりました。そしてつくづく思う。あの数値が1200でも生きていられるんじゃん。わたしの68なんて子どもみたいなもんだ。突撃しまーす!
「楽観はしないが、悲観することもない。日中の絆は意外に深い」
中国において爆発的な人気を誇った山口百恵の赤いシリーズで、父親役を演じていた宇津井健の死は、役名である大島茂の死去という形で中国で大きく報じられたという。北京の(あの)読売の記者は、知日派の友人の発言をこう伝えた。冷静な報道はこの会社でもまだ生きている。
近ごろのオヤジ向け週刊誌の広告はすごいですよ。韓国と中国がいまにも攻めてきそうだと煽っている。特に、韓国の朴槿恵大統領の扱いはとてつもない。各誌がいうように、彼女は無能で反日むき出しでとんでもない政治家なのかもしれない。しかしそんな報道(なのか)の結果として残るのは、ハードライナーとしての舌足らずな自国の首相を下支えしている事実だ。世間の気分とは、このように醸成されるのだと納得。他国が悪いと思えば、自国の空虚さに目をつぶっていられるものな。
2014年4月号~球春到来につづく。
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