うちの司書がしきりに感心している。
「▽▽さんってすごいんですよ。図書館に入れてほしい本はないですかって訊いたら、桂小五郎関係のすんごく厚い本をリクエストされて」
「へー」歴女だったのか。若いのに、じゃなくて若いから好きなのかな。
さっそく聞き取り。
「長州が好きなのか」
「ですね。あ、でも一番は庄内藩ですけど」
いやそういうことを言ってるんじゃなくて。だいたい、長州と庄内じゃ方向性反対じゃないか(笑)。
蔵書を交換。わたしは「星夜航行」を彼女にプレゼントし、彼女は……
「ムラマツタケシの本ですけどいいですか」
ムラマツ……知らないなあ。
おいおい中公文庫全4巻かよ!合計2000ページ超。……あ、村松剛じゃないか。この人なら知ってる。わたしたちの世代にとっては女優の村松英子のお兄さんというくくり。でも確か、このお兄さんは右翼じゃなかったかなあ。
「家族にも読ませたんですけど、少なくともこの作者は読者サービスをしようって気は全然ないんだなと」
読み通すには時間がかかりそうだ。気合いを入れてスタート。
……いきなり気づく。これ、小説じゃなかったんだ(笑)。そうだよな、村松剛って評論家であり、なにより学者だったわけだから。
ということで、桂小五郎、というか木戸孝允のこの評伝には、エリザベスは登場しないし、「ヅラ」と呼ばれて「桂だ」と返すような銀魂ギャグはもちろん、剣客でもあった桂の立ち会いなども登場しません。さて、村松が描いた木戸像とは。以下次号。
聞き取り南下するんですかあ(*'ω'*)
すごい。
>蔵書を交換。わたしは「星夜航行」を彼女にプレゼントし、彼女は……「ムラマツタケシの本ですけどいいですか」
交換ですか(^^♪
すごすぎ、それはしたことないなあ。
新任と本をすすめたが返ってこなかったことはあったけど((+_+))
レベル高杉建設(*'ω'*)
これ、そっちでやってないっすよねえ
テレビで(*'ω'*)
氏名・職名入力忘れました。
2ねんもたつとあかんなあ。
絶対にそうでなくてはならんと決めている
のは、本を貸すというのは「進呈する」
と同義だということです。
返ってこなくても全然かまいません。
っていうか、わたしは返すという行為が
苦手なんです(笑)
最低な男。