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「肉体の悪魔」Le Diable au corps(1947 フランス)
原作:レイモン・ラディゲ
監督:クロード・オータン=ララ
出演:ジェラール・フィリップ
かの有名な夭折の天才(二十歳で亡くなっています)ラディゲの処女作にして代表作の映画化。第一次世界大戦末期、高校生と人妻がおちいる火のような恋愛。のちに「おもいでの夏」「個人教授」などの“年上の女性との悲恋”という王道パターンを生んだ作品でもあります。
ふたりにとって、戦争に代表される“世間”など、恋愛の前には何の意味ももたなかったあたり、さすがフランス映画です。ジェラール・フィリップの美しさは、当時も今も女性たちを陶酔させています。
……上映は11月21日(土)16:00より。わたしの世代だと、「青い体験」シリーズも忘れがたいんですけど(笑)
次回は「断崖」
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