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野菜のがん予防効果に疑問符

2007年11月25日 16時05分19秒 | Weblog
朝日新聞の夕刊(2007.11.24)に気になるトピックスが掲載されていました。
世界がん研究基金が、「がん予防のためには、野菜を食べるだけでは安心できない」と発表したということです。10年前には「確実にリスクを下げる」と評価されていましたが、今回は「確実に下げる」と評価されたがんの種類はゼロになったようで、この点に関して野菜の価値は激減しました。

しかし、もともと野菜には亜硝酸や硝酸塩を含むものが多く、腸内の腐敗細菌によって肉食から生ずるアミンと反応して、発癌物質であるニトロソアミンができる可能性があります。その点から野菜が「がんのリスクを下げる」というより、野菜もリスクファクターの一つであったのです。従って、野菜を摂取する場合、ケフィアやヨーグルトなどの発酵乳を一緒に摂取することが非常に大切です。ケフィアなどに含有している乳酸菌は腸内を酸性に保ち、腐敗菌によるニトロソアミンの生成を抑える働きがあります。

「がんのリスクを下げる」ことに関して、今回がん研究基金は悲観的な発表をしましたが、これによって野菜の価値が否定されたと考える必要はありません。野菜は多くの食物繊維や、ビタミン、ミネラルを含有しています。ケフィアには食物繊維やビタミンCが少ないのが欠点といえますが、野菜や果物と一緒に摂取すればその欠点が補完され、理想的な食事になります。また腸内の悪玉菌がつくるニトロソアミンを心配することもなく安心してステーキも楽しめます。あまり神経質に考えないで、のんびりとした気分で食事を楽しむゆとりが大切です。

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