ホームメイド・ケフィアを好きな方のために

ホームメイド・ケフィアをこれから始めたい方、すでに始めている方のブログです。ケフィアについての感想や質問をお書き下さい。

若者の腸が老化

2009年05月31日 17時49分18秒 | Weblog
藤田紘一郎先生の「菌とつきあう」というコラムを以前も紹介しましたが、本日(2009.5.31 日経新聞)のコラムもショッキングな内容でしたので紹介しておきたいと思います。

「ある20代の女性の便には、腸内細菌の10~15%を占めているはずのビフィズス菌が0.01%以下しか認められなかった。彼女は食事を作ったことがなく、菓子が主食となっていた。
 今、生まれてくる子供の約40%がアトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくになるようになった。母親の腸内細菌が貧弱で、老年期と同じようになっていたため、胎児期に十分な免疫力を付与することができなかったからといわれる。
 問題は若者の腸が老化していることだ」

 私は高齢者の健康を守るために、ホームメイド・ケフィアをお勧めしていますが、これからはもっと若い人にもケフィアをお勧めしなければいけないようだ。ある大学に委託してホームメイド・ケフィアを食べると、腸内のビフィズス菌が増えることを確認しています。実験によるとホームメイド・ケフィアを2週間食べると、腸内細菌に占めるビフィズス菌が、ケフィアを食べる前の15%から30%近くに増えました。最近では産婦人科のお医者さんも妊産婦にホームメイド・ケフィアをお勧めしてくださっています。
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世界一受けたい授業に上野川先生!

2009年05月24日 16時06分37秒 | Weblog
昨日(2009.5.23)の新聞のテレビ欄を見て驚きました。読売テレビの人気番組「世界一受けたい授業!!」の講師の名に上野川先生の名前を見つけたからです。
上野川先生は私の所属している二つの学会すなわち「腸内細菌学会」(日本ビフィズス菌センター)と「日本農芸化学会」のそれぞれ理事長と会長を務めておられます。他に「日本食品免疫学会」も主宰されておられます。

番組のタイトルは「感染症に負けない免疫ダイエット&若い肌・・・秘訣は腸の底力」、世間は新型インフルエンザの対策に悩まされている折からまことにタイムリーな内容です。内容は腸内細菌における善玉菌の比率を上げることが免疫機能の向上や肌の若さを保つ上で重要であり、ダイエットにも効果があると非常にわかりやすく解説してくださっていました。上野川先生のような腸内細菌学および免疫学の泰斗が、テレビで易しくお話し下さることは、発酵乳の普及を事業目的にしている私たちにとって大変ありがたいことです。

先生は最後に、腸内細菌の善玉菌を増やす食事として、ご自分の食事内容を公開されていましたが、そのメニューにヨーグルトがあることは勿論です。
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