ダイエットに関する誤解

最近、ケフィアを食べるとダイエットが出来るという誤解が広まっているように思います。体重調整の目的でダイエットを考えるなら、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考えることが重要であって、太るということは消費カロリーよりも摂取カロリーが過剰になった結果です。痩せるためには摂取カロリーを制限するか、消費カロリーを増すことが必要です。平たく言えば食べるのを少なくするか、運動をしてエネルギーを消費することです。

しかし、食べるのを制限すると栄養が偏ります。確かに野菜ばかりを食べれば、運動をしなくても体重が下がるかもしれませんが、私達の体は筋肉と骨格で形成されています。筋肉はタンパク質で出来ています。栄養が偏れば筋肉が落ち骨が弱くなって体力を維持できません。食事を制限してもタンパク質やカルシウムの補給をしなければなりません。ダイエットのために食べる量を制限する場合は、食べ物の種類を考えなければいけません。つまりカロリーの摂取を少なくしてもタンパク質やカルシウムの摂取を減らさない食事をしなければいけないのです。その目的のためには、タンパク質とカルシウムが多く含まれていて消化吸収しやすく、脂肪や糖質の少ないケフィアが適しているのです。従ってダイエット中はケフィアを中心とした食事をすると体力を消耗することなく痩せることが可能です。しかし、ケフィアを食べると痩せるということではありません。太っているときの食生活を続けながら、その上にケフィアを食べて痩せようと考えるならばそれは大きな誤解です。何かを食べて安易に痩せようと思わないことです。

ホームメイド・ケフィアで、ケフィアチーズ作りが大人気！！

”ケフィアチーズのお試しセット”を新発売したとたんホームページへのアクセスが急に増えました。ケフィアチーズ作りが人気を呼んでいるらしい。

ホームメイド・ケフィアで牛乳を発酵してケフィアを作り、ケフィアを水切りすればフレッシュチーズが出来ます。ケフィアから作ったフレッシュチーズを私が”ケフィアチーズ"と呼んでいたのですが、高活性ケフィア菌（ケフィアの種菌）とコーヒードリッパーをセットにして、”ケフィアチーズお試しセット”として発売したところ、急にケフィアチーズを作る人が増えたようです。これはやっぱり百聞は一見に然ずというとおり、作り方を具体的に、器具を見せて示さないとわからないということでしょうか？

フレッシュチーズを作ると、ケフィアの食べ方がぐっと多様になります。例えば一時”ティラミス”というデザートが大流行したことがありますが、これはマスカルポーネとフレッシュチーズで作ります。マスカルポーネはイタリアのフレッシュチーズですが日本には航空便で運んでくるのでなかなか高価ですし、売っているお店も少ない。そこでケフィアチーズで"ティラミス”を作るとなかなかおいしい。マスカルポーネで作った”ティラミス”に遜色のない風味です。

ホームメイド・ケフィアの愛用者から「ケフィアを作るとき、牛乳800ｍｌに生クリーム200ｍｌを加えて発酵させて、これからチーズを作るともっとおいしいです」という意見も寄せられています。本当においしそうですね。皆さまのアイデアに期待しています。