新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は再び増加の兆しを見せています。この論文はCOVID-19が猛威を振るっていた当時の研究ですが、著者らはin vitro サイトカイン応答アッセイを実施し、続いて単群二重盲検前向き試験を実施して、COVID-19 に対するプロバイオティクス乳酸菌の免疫学的有効性を評価し、 結論としてL. plantarum 摂取は、ウイルス感染宿主細胞を直接攻撃する抗ウイルス自然免疫の重要なエフェクターである ナチュラルキラー細胞の活性を著しく高めたことから、抗COVID-19プロバイオティクスとしてのL. plantarumの毎日の摂取は、パンデミック中のCOVID-19の予防に可能な選択肢となる可能性があると述べています。図は L. plantarum または B. longum 摂取前 (pre) と摂取後 (post) のナチュラルキラー細胞活性(詳しくはPCの方はこちらを、モバイルの方はこちらをクリックして日本語に訳した論文を読んでください)。
最新の画像[もっと見る]
- 微生物のディスバイオシスと老化プロセス: Lactiplantibacillus plantarum の潜在的な老化抑制役割に関するレビュー 6時間前
- 神経変性疾患におけるLactiplantibacillus plantarumの精神生物学的特性 1週間前
- ポリフェノールが豊富なアロニア メラノカルパ果実は、コレステロール、グルコース、血清、腸の代謝物に有益な影響を与える: 無作為化臨床試験 2週間前
- ガスクロマトグラフ質量分析計ベースのメタボロミクス手法によるプロバイオティクス Lactobacillus plantarum K25 を含む発酵乳の特性とアンジオテンシン変換酵素阻害活性の分析 3週間前
- 自家製発酵乳のスターターカルチャー(種菌)は、NAKAGAKIブランドからお選びください。 4週間前
- Lactobacillus plantarum 45は酸化ストレスの抑制を通じてSHP2を活性化し、骨芽細胞と破骨細胞の分化を調節する 4週間前
- 末梢血中の形質細胞様樹状細胞の活性化を介した健康な成人に対するBifidobacterium longum subsp. longum BB536の潜在的な免疫調節効果 1ヶ月前
- アロニアベリーエキスはMYD88/NF-kB/P糖タンパク質軸を調節し、膵臓癌におけるゲムシタビン耐性を克服する 1ヶ月前
- 腸内細菌叢の乱れと老化プロセス: Lactiplantibacillus plantarum の潜在的な老化抑制役割に関するレビュー 2ヶ月前
- スギ花粉症マウスモデルにおけるLactococcus lactis subsp. cremoris YRC3780の抑制効果 2ヶ月前
「Weblog」カテゴリの最新記事
- 微生物のディスバイオシスと老化プロセス: Lactiplantibacillus plantarum の潜在...
- 神経変性疾患におけるLactiplantibacillus plantarumの精神生物学的特性
- ポリフェノールが豊富なアロニア メラノカルパ果実は、コレステロール、グルコース...
- ガスクロマトグラフ質量分析計ベースのメタボロミクス手法によるプロバイオティク...
- 自家製発酵乳のスターターカルチャー(種菌)は、NAKAGAKIブランドからお選びくだ...
- Lactobacillus plantarum 45は酸化ストレスの抑制を通じてSHP2を活性化し、骨芽細...
- 末梢血中の形質細胞様樹状細胞の活性化を介した健康な成人に対するBifidobacterium...
- アロニアベリーエキスはMYD88/NF-kB/P糖タンパク質軸を調節し、膵臓癌におけるゲム...
- 腸内細菌叢の乱れと老化プロセス: Lactiplantibacillus plantarum の潜在的な老化...
- スギ花粉症マウスモデルにおけるLactococcus lactis subsp. cremoris YRC3780の抑...
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます