本日の日経産業新聞(2011.4.28)にコエンザイムQ10の効能に関する新知見が載っていましたので紹介します。
“カネカは自社開発の「コエンザイムQ10」が年齢を重ねるのに伴う難聴の進行を抑制する効果のあることを確認した。同物質は抗酸化作用があり、老化防止などに効果があるとされる。同物質を配合した栄養補助食品(サプリメント)や基礎化粧品などが増えているが、老化に伴う難聴の抑制効果を確認したのは初めてという。
実験では同社の還元型コエンザイムQ10を配合した飼料を幼年期からマウスに摂取させた。摂取させなかったマウスは2例とも聴力を失ったのに対し、摂取したマウスは高齢期に入っても高音域から中低音域まで聴力を維持したという。
信州大学大学院と共同で研究し、1月末の日本コエンザイムQ協会研究会で発表。5月末の日本抗加齢医学会総会でも発表する予定。”
弊社のQ10パウダーは、カネカ製ではなく日清ファルマ製ですが、コエンザイムQ10は化学構造のはっきりしている物質ですから、メーカーによる効果の差が考えられません。これまでよく知られていたコエンザイムQ10の生理活性は、生体(ミトコンドリア)内でのエネルギーの生成と、活性酸素の消去でしたが、新たに難聴予防作用が確認されたことは、高齢者のQOL向上のために嬉しいニュースです。
“カネカは自社開発の「コエンザイムQ10」が年齢を重ねるのに伴う難聴の進行を抑制する効果のあることを確認した。同物質は抗酸化作用があり、老化防止などに効果があるとされる。同物質を配合した栄養補助食品(サプリメント)や基礎化粧品などが増えているが、老化に伴う難聴の抑制効果を確認したのは初めてという。
実験では同社の還元型コエンザイムQ10を配合した飼料を幼年期からマウスに摂取させた。摂取させなかったマウスは2例とも聴力を失ったのに対し、摂取したマウスは高齢期に入っても高音域から中低音域まで聴力を維持したという。
信州大学大学院と共同で研究し、1月末の日本コエンザイムQ協会研究会で発表。5月末の日本抗加齢医学会総会でも発表する予定。”
弊社のQ10パウダーは、カネカ製ではなく日清ファルマ製ですが、コエンザイムQ10は化学構造のはっきりしている物質ですから、メーカーによる効果の差が考えられません。これまでよく知られていたコエンザイムQ10の生理活性は、生体(ミトコンドリア)内でのエネルギーの生成と、活性酸素の消去でしたが、新たに難聴予防作用が確認されたことは、高齢者のQOL向上のために嬉しいニュースです。