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母の腸内菌、子に影響

2016年01月25日 15時56分04秒 | Weblog
本日の日経新聞夕刊(2016年1月25日)に面白い記事が掲載されていましたので、紹介します。

“母マウスの腸内細菌の減少やバランスの変化が、子マウスの脳の発達に影響を与える可能性があるとの研究結果を福井大「子供のこころの発達研究センター」のチームが発表した。米オンライン科学誌プロスワンに掲載された。
 腸内には多くの細菌が定着し、栄養素の合成など様々な機能を持つ。センターの栃谷史郎特命助教は「母体や子の腸内細菌の状態をよくすることで、子の脳の健全な発達を促し、発達障害の一部の症状を予防できるかもしれない」と話している。
 研究では、腸内細菌の増殖を抑える抗生物質を妊娠9~16日目にかけて母マウスに投与。このマウスから生まれて4週の子の行動を調べると、正常な母マウスから生まれた子より、夜間の活動量が少ないなどの異常が確認された。
 一方、正常な母マウスから生まれた子を生後すぐに抗生物質を投与した母マウスに預けると、行動に同様の異常が見られた。”

 最近、腸内細菌が肥満やストレス解消に効果があるという研究論文が発表されたためか、ホームメイド・ケフィアやプロバイオティクスGBN1の販売が伸びていますが、さらに腸内細菌が脳の発達にも貢献しているという論文発表は、ホームメイド・ケフィアやプロバイオティクスGBN1の利用者にとって大変良いニュースだと思います。
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